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いよいよリリース! IBM i 7.3 テクノロジーリフレッシュ1 の概要をご報告


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IBM iテクノロジーリフレッシュ1(TR1)の一般リリース日が2016年11月11日となりました。本記事の翻訳元であるSystem Magazineでもその発表内容のハイライトを掲載する予定のようですが、それに加え、さらに他のブロガーや開発会社などのサイトも訪問し、さらに情報を入手することをお勧めいたします。この記事の最後に各ページへのリンクを記載していますので、そちらも合わせてご覧ください。(※英文サイトとなります)
それでは、私たちがTR1(Technology Refresh 1)で提供するポイントをいくつかご紹介していきましょう。

ストレージデバイスに対するコンテナのサポート

フラッシュストレージの価格が大幅に下がった現在、ユーザーは個人利用で日常的にUSBドライブをデータストレージとして利用しています。それらをIBM iサーバーにおいても同様に利用したいというのも当然の流れと言えるのではないでしょうか。IBM iにおいてTR1以前では、いくつかのインスタンス内では利用可能ではありました。しかし、USBドライブにとって自然な使い方というのが確実にあるはずです。例えば、PCからUSBドライブ上にPTFをロードして、そのドライブをPower Systemsに持っていき、ドライブからPTFを適用するといったような使い方です。これまでは、このようなことはできませんでしたが、TR1ではいよいよそうした使い方ができるようになります。

Rational Developer for i V9.5.1

今回のTR1において、Mac OS Xのサポートが最大のハイライトと言えるでしょう。Macユーザーの大半は良い開発ツールに飢えています、RDiは絶賛できる良い開発ツールであり、Mac OS Xに対応させることはMacユーザーにとって重要なポイントとなることでしょう。今回のRDi9.5.1ではMacユーザー以外でも、IFSプロジェクトやケルベロス認証との同期やさらに多くの新機能があり、多くのメリットがあります。

IBM i Access Client Solutions

こちらに関する新機能についてここで要約するのは残念ながら、不可能に近いのですが、いくつか抜粋してみます。主なところでは、5250エミュレーターにおけるスマートカードのサポート、IFSインターフェースの使い勝手の良さの向上、Run SQL Scriptsインターフェース内でユーザープリファレンスに基づいた構造が好ましくないSQLを改良させる機能などが挙げられます。こちらに関するより詳細な記事は本記事の最後にリンクを用意している、developerWorks内でも見つかることでしょう。また、いろいろ探してみるといくつかのブログにも言及されていることと思いますので、ぜひ情報を探してみてください。

IBM i Open Source Solutions

ここで言えることは「Perl」ということだけです。ここではそれだけで十分ではないでしょうか。しかし、もちろんそれが全てではありません。node.js V6もあります。オープンソースかが加速する時流に合わせ、当然の対応をしたまで、と言えるでしょう。

SVC/Storwize 向けのPowerHA Hyperswap

IBM iを利用する企業が最も利用したい最高のストレージに対し、さらに利用可能なオプションが増えました。

もちろん、DB2にも新機能が追加

IBM iの開発陣がDB2に何も改良を加えないなんてことはありません。こちらの記事で紹介するのはJSON関数のさらに拡充です。JSON_TABLEユーザー定義テーブル関数は、DB2アプリケーション開発者がJSONデータをリレーショナルデータに分解するのに役立つことでしょう。加えて、共用のコードセグメントを再使用するための新機能、DBエンジニアがSQL構文プロセスの裏側にある詳細を理解できるサービス、そしていくつかの新しい拡張されたIBM iサービスも登場します。

他にもいろいろな機能追加を用意

DB2 Web Query, Websphere アプリケーションサーバー V9, 新しい I/O と仮想化などなど、今回のTR1ではたくさんアナウンスできることが用意されています。次に紹介する新製品もそのひとつです。

IBM Cloud Storage Solutions for i

この製品は、BRMSと併用して使われ、データをテープドライブなしでオフサイトに動かすことができるものです。もしくはBRMSから独立して使用し、IFSファイルをクラウドにミラーするためにも使われます。ぜひ試してみてください。

7.2向けTR 5も登場

ここまで7.3向けの最初のTRについて述べていますが、同時に7.2向けTR 5の発表も予定されています。上記で取り上げた多くの機能が7.2でも利用できますが、しかし全てではありません。developerWorksをチェックすればどれが利用できるか調べることができます。(ネタバレ注意というほどではないですが、ほとんどのものはIBM i以外のもの-ACSやRDiのような-で両方のリリースで利用可能となります。)

新たな機能追加は継続的な投資を意味する

最初のTRは2010年の秋に7.1向けに開発されたものであり、そこから6年の歳月が流れることとなりました。過去6年に渡り年に2回づつTRを出し続け、IBM iに投資をしてきました。また、リリースとリリースの間にも常に顧客に新しい機能を提供しようと戦略的に運用してきました。私はこの場を借りて、アイディアを提供してくれた全ての方へ、そしてオープンソースや他の環境で私たちと一緒に開発に携わってくれたり、拡張機能を提案またはテストしてくれたりした人々へ、感謝の意を表します。IBM iの環境はこfれからも皆さんのサポートを受けながら、今後もより良く、パワフルなものになっていきます。その実現に向け、我々IBMも投資を継続していきます。

参考資料:IBM i developerw7.3orks(今回のTRに関し、英文でより詳細な情報を提供しています)
http://www.ibm.com/developerworks/ibmi/techupdates/i73-TR1
http://www.ibm.com/developerworks/ibmi/techupdates/i72-TR5


本記事は「IBM Systems Magazine」の許諾のもと、原文を日本語化するとともに、一部再編集したものとなります。原文をご覧になりたい方は下記よりアクセスしてください。

原文タイトル: IBM i 7.3 Technology Refresh 1 Announcement
原文著者: Steve Will


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