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コラム
【ARCAD活用術】分析ドキュメントの出力


前回、ご紹介したようにARCADソリューションは現存するオブジェクトから情報を収集し、クロスリファレンスを作成します。
このクロスリファレンスを利用して、オブジェクトとファイルの関連性をアウトプットすることで、視覚的に相関関係を把握することができます。
一般的なドキュメントとしてはペーパーベース(PDFを含む)かと思いますが、ARCADではこのドキュメントをHTMLとして出力します。
その為、ブラウザがあればどのようなプラットフォームでも閲覧することが可能です。

ドキュメントを出力する為には、対象となるオブジェクト、ファイルを選択する必要があります。
アプリケーションとして設定しているライブラリの中全てを選択することも可能ですし、特定のオブジェクトのみ、対象とすることも可能です。
また、オブジェクトからの関連ファイル、ファイルからの関連オブジェクトなど、条件付けで選択をすることもできますので、改修が発生した場合に、『改修したオブジェクトだけ』を抽出した差分ドキュメントを作成することもできます。

また、ドキュメントに含まれる様々な情報についても取捨選択することが可能です。
これらの選択情報は全て『バージョン』毎の情報として保管される為、同一のバージョンであれば毎回選択しなおす必要はありません。

このように選択を行った結果、ドキュメントを出力すると新規フォルダが作成されます。
フォルダの中には、ドキュメントとして作成されたHTMLファイル、画像ファイルなどが含まれます。
作成されたフォルダ直下に、index.htmlが存在するので、こちらをダブルクリックすることでWebブラウザでドキュメントを表示することができます。

全てのドキュメントがこのフォルダに格納されているので、フォルダそのものファイルサーバーへ配置したり、媒体へ保管することで容易にバックアップすることも可能ですし、ブラウザがインストールされている環境であれば、いつでも、どこでもドキュメントを参照することができます。
HTML形式なので、直接的にドキュメントを修正することは出来ませんが、改編することが出来ないということは、作成時点でのシステムの実態と差異が無いことの証明にもなります。
システムに改修があった場合には、クロスリファレンスを自動的に更新する為の仕組みも存在する為、GUI側では、常に最新のドキュメントを作成することも可能です。

スパゲティのように煩雑化したシステムを分かりやすく整理する為にも、見える化ソリューションは有用であると考えています。
ご興味があれば、是非、ご利用くださると有り難く思います。

<著者プロフィール>
中原 順一(なかはら じゅんいち)
IBM i のプログラマ、システムエンジニアを経て三和コムテック株式会社でHAコンサルタント、モダナイゼーション推進を担当。開発者視点、及びソリューションマネージャーとしてDevOpsを中心とした開発、運用環境の改善を日々、お客様へ提案しています。
<会社概要>
企業名:三和コムテック株式会社
本社:〒106-0032
東京都港区六本木3-4-3三和ビル
設立:1991年8月
事業内容:
『ソフトウェアパッケージの開発・輸入・販売およびサポート』、『ソフトウェア、ネットワーク導入コンサルティング』、『ソフトウェア開発』などお客様の『必要』を叶える企業です。
URL:https://www.sct.co.jp/

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